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筐体のAVY、リビングロボットに出資


ニュース 家電 作成日:2019年12月11日_記事番号:T00087355

筐体のAVY、リビングロボットに出資

 筐体(きょうたい)や自動車用電子部品を手掛ける応華精密科技(AVYプレシジョン・テクノロジー)は10日、日本のロボット開発ベンチャー、リビングロボット(本社・福島県伊達市、川内康裕社長)に1億円を出資する契約を締結した。同社は、第5世代移動通信(5G)や人工知能(AI)の応用拡大に伴い発展が見込まれる家庭用ロボット市場に参入する。11日付自由時報が報じた。

 リビングロボットは、AI技術を利用したコミュニケーションロボットを開発しており、来年上半期に製品を発売する計画だ。アジア市場で販売し、その後、他市場にも拡大していく。同社には、旅行大手、エイチ・アイ・エス(HIS)傘下のテーマパーク、ハウステンボス(本社・長崎県佐世保市)や、アサヒ電子(本社・福島県伊達市)などが出資している。

 AVYは現在、筐体メーカーから自動車用電子部品メーカーへの転換を図っている。ロボット市場への進出により、今後の主要事業を増やす考えだ。