ニュース 機械 作成日:2019年12月11日_記事番号:T00087357
台湾区工具機零組件工業同業公会(TMBA)と台湾機械工業同業公会(TAMI)が10日発表した統計によると、工作機械の11月輸出額は2億4,700万米ドルで、前月比12%増加、前年同月比16.6%減少した。王正青TAMI顧問は、中国向けの減少幅は縮小したものの、欧米向けが減少していると指摘した。11日付工商時報が報じた。
1~11月輸出額は28億1,000万米ドルで、前年同期比15.6%減だった。輸出先の上位は▽中国(香港を含む)、8億2,100万米ドル(24.2%減)▽米国、3億7,300万米ドル(13.8%減)▽インド、1億2,800万米ドル(8.8%減)──だった。
一方、主に欧米にハイエンド工作機械を輸出している百徳機械(クエーサー・マシン・ツールズ)は11月連結売上高が2億5,700万台湾元(約9億2,000万円)で前年同月比77.31%増、恩徳科技(アンダーソン・インダストリアル)は3億9,000万元で2.3%増だった。アンダーソンは、買収した独モンフォーツの出荷が第4四半期に集中していること、投資先の総格精密(SOGOテック・プレシジョン)が中国の複数のプリント基板(PCB)メーカーから新工場向けに受注していることを理由に挙げた。
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