ニュース その他製造 作成日:2019年12月11日_記事番号:T00087360
経済部は10日、第3四半期の製造業固定資産投資(機械やその他設備、工場棟の購入や建設費用を含む。土地購入費は含まず)が前年同期比12.3%増の3,491億台湾元(約1兆2,500億円)となり、第3四半期としては過去最高だったと発表した。伸びは5四半期連続。第1~3四半期の累計では23.7%増の1兆129億元となり、通年での過去最高更新が視野に入った。11日付経済日報が伝えた。
固定資産の伸びは半導体製造プロセスの微細化や第5世代移動通信(5G)インフラの構築などにけん引された。内訳を見ると、機械・その他設備への投資が11%増え、全体の82.7%を占めた。建物・建設工事への投資は18.1%増で16.4%を占めた。
業種別では電子部品業が前年同期比13%増の2,220億元で、全体の6割以上を占めた。以下、化学素材(174億元、4%減)、金属製品(145億元、56%増)、コンピューター・電子・光学製品(133億元、5.1%増)などが続いた。
経済部は「新たな科学技術の応用促進は半導体メーカーの最先進プロセスの持続に有利に働く。(米中など)国際的な貿易紛争は台商(海外に進出した台湾系企業)のUターンによる工場拡張を加速する。洋上(オフショア)風力発電も現地化が進んでおり、製造業投資の持続的な成長が期待できる」と指摘した。
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