ニュース その他製造 作成日:2019年12月11日_記事番号:T00087361
産業用コンピューター(IPC)の広錠科技(アイベース・ゲーミング)は9日、米蓄電システムメーカーのパウインエナジー、日本の村田製作所との提携を発表した。台湾の製造能力と日本の技術力で、米国、欧州などの蓄電システム市場を開拓する。経済日報などが報じた。
パウインエナジーは2024年分までの8.6ギガワット(GW)、25億米ドル分の受注を確保しているが、米中貿易戦争を受けて中国工場を閉鎖し、蓄電システムのOEM(相手先ブランドによる生産)をアイベースに委託する。来年の発注量は1GWの見通しで、アイベースは業績拡大が期待できる。
村田製作所は、16年にソニーの電池事業を買収して、固定式蓄電システムに参入。パウインエナジーはバッテリーセルの調達を中国製から村田製品に変更していく方向だ。
アイベースは今年、4億5,000万台湾元(約16億円)で事欣科技(パープロ)の中壢工場を購入して、パウインエナジーからの受注に備えていた。
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