自転車製造大手の巨大機械工業（ジャイアント・マニュファクチャリング）と美利達工業（メリダ・インダストリー）の11月連結売上高は、欧米での電動アシスト自転車の販売好調を受け、共に前年同月比プラス成長だった。来年も引き続き増収が見込まれる。11日付工商時報が報じた。
ジャイアントの11月連結売上高は53億6,600万台湾元（約192億円）で、前年同月比6.24％増だった。欧州や米国、中国での自社ブランド販売が好調だった。１～11月連結売上高は585億9,700万元で前年同期比5.57％増だった。
メリダの11月連結売上高は20億2,300万元で、前年同月比9.62％増加した。１～11月連結売上高は256億1,000万元で、前年同期比7.68％増だった。電動アシスト自転車の出荷量は58％増えた。
自転車用チェーン世界最大手の桂盟国際（ＫＭＣ）の11月連結売上高は４億3,500万元で、前年同月比1.58％増だった。１～11月連結売上高は47億4,200万元で、前年同期比2.72％増加した。
