ニュース 社会 作成日:2019年12月11日_記事番号:T00087365
大気汚染源となる粒子状物質を排出する工場の申告データを基に蘋果日報が調査を行ったところ、昨年下半期の排出量は高雄市の中国鋼鉄(CSC)が約1,180トンで最多だった。11日付同紙が報じた。
台湾健康空気行動聯盟は10日、PM2.5濃度が高い環境に長期間身をおくと、脳卒中、心筋梗塞、肺炎のリスクが大幅に高まると指摘した(10日=中央社)
2~10位は▽台湾電力(TPC)台中火力発電所、約890トン▽亜洲水泥(アジアセメント)花蓮工場、約570トン▽TPC大潭火力発電所(桃園市)、約410トン▽CSC傘下の中龍鋼鉄(ドラゴン・スチール、台中市)、約340トン▽鉄筋メーカーの海光企業(高雄市)、約290トン▽和平火力発電所(花蓮県)、約250トン▽台塑集団(台湾プラスチックグループ)第6ナフサ分解プラント(通称六軽、雲林県麦寮郷)第1工場、約230トン▽TPC興達火力発電所(高雄市)、約200トン▽台湾水泥(台湾セメント、台泥)蘇澳工場(宜蘭県)、約140トン──。
上位10カ所のうち県市別では高雄が3カ所と最多、台中は2カ所だった。
行政院環境保護署(環保署)は昨年7月から、粒子状物質の全浮遊粒子(TSP)、PM10、PM2.5を排出する工場8,000カ所以上を対象に空気汚染防制費(大気汚染防止費)の徴収を開始している。
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