ニュース 商業・サービス 作成日:2019年12月12日_記事番号:T00087385
パン販売併設の喫茶店チェーン、金鉱咖啡(クラウン&ファンシー)は11日、コーヒー豆のサプライヤーに事業転換し、13店舗を富士康広告(FUSCOM、鴻海精密工業とは無関係)に譲渡すると発表した。「金鉱咖啡」の商標利用期限は3カ月。金鉱咖啡は台北市の1店舗を残しており、来年新ブランドを立ち上げる可能性がある。12日付自由時報などが報じた。
金鉱咖啡は今後、FUSCOMが引き継いだ13店舗にコーヒー豆を供給する他、他社のコーヒー豆の焙煎(ばいせん)を手掛ける。また、エスプレッソマシンとコーヒー豆が月980台湾元(約3,500円)で利用できる家電量販店、燦坤3Cのプランに対し、コーヒー豆を供給する。金鉱咖啡は燦坤集団が2013年に40%出資し、16年に出資比率を80%まで引き上げている。
金鉱咖啡は高雄市の伝統市場でのコーヒー豆屋台が前身で、00年設立。「コーヒーとケーキ」の組み合わせで人気を博したが、後発で「格安コーヒーと高級ケーキ」をうたう「85度C」に追い抜かれ、今年8月にコーヒー豆のサプライヤーへの事業転換を発表していた。
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