ニュース その他分野 作成日:2019年12月12日_記事番号:T00087390
アジア開発銀行(ADB)は、11日発表の「アジア経済見通し(ADO)」で、台湾の域内総生産(GDP)成長率の予測値を、2020年は2%、19年は2.2%と、それぞれ9月時点の予測のまま据え置いた。12日付経済日報が報じた。
ADBは、台湾の第3四半期のGDP成長率は2.9%で、第2四半期の2.4%や昨年通年の2.6%を上回る好調ぶりを見せたと分析した。米中貿易戦争を受けた転注による純輸出額拡大が、成長率を1.8ポイント押し上げた。政府のインフラ建設への支出、低い失業率が下支えする個人消費、金融緩和政策なども経済成長の要因になっている。
台湾は、いわゆる「アジア四小龍」(台湾、韓国、香港、シンガポール)の中で唯一、19年と20年の予測値の下方修正がなかった。このうち、下方修正幅が最大だったの香港で、19年はマイナス1.2%(1.5ポイント下方修正)、20年は0.3%(1.2ポイント下方修正)だった。
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