経済部が発表した2018年の工場統計（速報値）によると、電子部品業が主要項目の▽従業員数▽売上高▽固定資産購入額▽研究開発（Ｒ＆Ｄ）費▽技術購入額▽技術販売額──のいずれも業種別で最多だった。12日付自由時報が報じた。
昨年の稼働中の工場数は全業種で８万8,784軒と前年比1.9％増加、従業員数は284万9,000人と1.4％増加した。売上高は17兆5,419億台湾元（約62兆8,000億円）と５％増加し、14年に次ぐ過去２番目の高水準になった。
電子部品業の工場数は3,647軒と全体のわずか4.1％だったが、▽従業員数、59万4,000人（全体比20.8％）▽売上高、４兆1,069億元（23.4％）▽固定資産購入額、6,948億元（50.8％）▽研究開発費、3,069億元（55％）▽技術購入額、243億元（35.1％）▽技術販売額、246億元（46.2％）──といずれも最多だった。
工場数は金属製品業の２万1,533軒（全体比24.3％）が最多、これに機械設備業の１万4,124軒（15.9％）が続いた。
業種別の売上高２位は化学原材料業の２兆1,034億元、３位は金属製品業の１兆4,936億元だった。▽ベースメタル業▽石油・石炭製品業▽機械設備業▽コンピューター電子製品・光学業──もそれぞれ１兆元以上だった。
