ニュース 社会 作成日:2019年12月12日_記事番号:T00087397
グーグルが11日発表した2019年に台湾域内で検索されたキーワードに関するランキングによると、検索が大きく増えた「急上昇ワード」のランキングでは、台湾でも近年多発する無差別殺人事件や報道メディア業界の苦境、精神病といった問題を題材とし、大きな話題を呼んだ社会派ドラマのタイトル「我們与悪的距離」(邦題:悪との距離)が総合1位となった。
「悪との距離」は台湾のソフトパワーを世界に知らしめた(中央社)
総合ランキングでは「悪との距離」の他、▽「小花女不棄」(邦題:花不棄-運命の姫と仮面の王子-)、4位▽「知否?知否?応是緑肥紅痩」(英題:The Story Of Ming Lan)、7位▽「皓鑭伝」(英題:The Legend of Hao Lan)、8位──といった中国の時代劇ドラマがランクインした。
3位には11月に開催されたプロ選手が主体の国・地域代表による国際野球大会「世界12強棒球賽」(プレミア12)がランクイン。同大会が来年の東京五輪出場に向けた予選を兼ねていたこともあり、注目を集めたようだ。
一方、「話題」ランキングでは「世界12強棒球賽」が1位となった他、▽香港の逃亡犯条例改正案反対デモ「香港反送中」(2位)▽長栄航空(エバー航空)の客室乗務員による20日間のストライキ「長栄罷工」(3位)▽宜蘭県・南方澳跨港大橋の崩落事故「南方澳大橋断裂」(8位)──などメディアを騒がせた事件、事故が並んだ。
「人物」ランキングでは、昨年、高雄市長選で旋風を巻き起こして人物(総合)と人物(政治家)の2部門でトップとなった韓国瑜氏(国民党)が、今年も両部門で「連覇」を達成。同氏は来年1月に行われる総統選挙への出馬を決めるなど引き続き話題を集めた。
人物(総合)部門では、人気モデルで女優の林志玲(リン・チーリン)が2位、林志玲と結婚した日本のダンス&ボーカルグループ「EXILE(エグザイル)」のメンバー、AKIRAが9位に入った。人物(政治家)部門では、鴻海精密工業の董事長を辞して総統選の国民党内予備選に出馬し、韓氏に破れた郭台銘(テリー・ゴウ)氏が一躍2位にランクインした。
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