電子機器受託生産大手の仁宝電脳工業（コンパル・エレクトロニクス）は12日、食品世界最大手ネスレと、高齢者向け栄養補助食品関連のイベントで提携すると発表した。13日付経済日報が報じた。
コンパルは近年、スマート医療分野に注力している。今回のネスレとの提携は、被介護者の栄養バランス改善を支援し、高齢者市場での存在感を高めることが狙いだ。
コンパルは昨年、在宅介護サービスのクラウドシステム「仁宝ｉ照護」を発売し、これまでに台湾域内の半数以上の団体が採用したと指摘した。慢性疾患や糖尿病の患者向けの遠隔介護システム「愛糖宝」も好評だ。
