ニュース 電子 作成日:2019年12月16日_記事番号:T00087421
ファウンドリー最大手、台湾積体電路製造(TSMC)は先日開催された半導体技術に関する国際会議(IEDM)で、試験生産中の5ナノメートル製造プロセスについて、既に歩留まり率が平均で80%に達し、最高では90%を超えていると明らかにした。外電の報道を基に14日付経済日報が伝えた。
ただ、試験生産段階のチップ構造は単純なため、実際にモバイル端末やパソコン向けプロセッサーを生産する場合は差が生じる可能性がある。
TSMCは5ナノプロセスの歩留まり率を今後も引き上げ、来年7月に量産を開始し、アップルや華為技術(ファーウェイ・テクノロジーズ)のスマートフォン次世代機種向けプロセッサーを生産するようだ。
マッコーリー・キャピタル証券のアナリストは、TSMCの2020年売上高は16%成長と予測した。大口顧客からの受注好調で7ナノプロセスの受注が満杯となっている上、5ナノプロセスも供給不足となる可能性があると説明した。
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