ニュース その他製造 作成日:2019年12月16日_記事番号:T00087430
タイヤ材料のカーボンブラック大手、国際中橡投資控股(CSRC)は13日、トルコのセメント最大手、オヤックとの合弁で、トルコに同国初となるカーボンブラック工場を設置すると発表した。双方が1,900万米ドルを出資して合弁会社を立ち上げる。早ければ来年にも着工する。14日付経済日報が報じた。
生産するカーボンブラックはドイツなど欧州の自動車生産国に輸出する。トルコもまた、欧州五大自動車生産国の一つだ。CSRCは現在、▽台湾▽中国▽米国▽インド──にカーボンブラックの生産拠点があり、今後、欧州市場に注力する構えだ。
CSRCの親会社、台湾水泥(台湾セメント、TCC)は、2018年10月にオヤックとセメント生産での提携を発表している。オヤックは鉄鋼業も展開しており、生産過程で抽出されるコークスはカーボンブラックの重要原料で、今回の合弁で原料確保には問題がないといえる。
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