ニュース 医薬 作成日:2019年12月17日_記事番号:T00087454
台北市政府が南港区で進めるバイオテクノロジー産業集積地「台北生技園区」のBOT(建設、運営、譲渡)計画が16日に着工を迎えた。地上17階、地下3階建て、総床面積2万8,500坪の施設が2023年に供用を開始する予定だ。既に新薬開発会社の台湾浩鼎生技(OBIファーマ)、薬華医薬(ファーマ・エッセンティア、PEC)、楽斯科生物科技(バイオラスコ台湾)などの入居が決まっている。17日付工商時報が報じた。
台北生技園区の着工式。柯文哲台北市長は、研究開発は同園区、量産は新竹生物医学園区(竹北生医園区)と、将来は二つの園区の間で役割分担が行われるとの見方を示した(16日=中央社)
台北生技園区の開発を手掛ける世正開発(センチュリー・デベロップメント)の黄茂雄董事長によると、現在、海外機関の誘致にも積極的に取り組んでおり、日本の慶応大学、京都大学、明治大学が細胞治療に関する研究開発(R&D)センターを設置する可能性があるという。
南港区には中央研究院が位置する他、昨年は中央政府が開設したバイテク研究施設、国家生技研究園区(NBRP)が供用を開始するなど、同産業の集積が進んでいる。なお台北生技園区は将来的に士林区や北投区、社子島にも拠点を開設する計画だ。
台湾のコンサルティングファーム初のISO27001(情報セキュリティ管理の国際資格)を取得しております。情報を扱うサービスだからこそ、お客様の大切な情報を高い情報管理手法に則りお預かりいたします。
ワイズコンサルティンググループ
威志企管顧問股份有限公司
Y's consulting.co.,ltd
中華民国台北市中正区襄陽路9号8F
TEL:+886-2-2381-9711
FAX:+886-2-2381-9722