ニュース 医薬 作成日:2019年12月17日_記事番号:T00087457
衛生福利部食品薬物管理署(TFDA)は16日、仏サノフィ製の抗高血圧・心筋梗塞剤「トリタス(中国語名・心達舒)」(錠剤、10ミリグラム)に異物混入が見つかったとして、ロット番号「U322」の計130万錠を来年1月9日までに回収するよう同社に命じたと発表した。17日付自由時報が報じた。
サノフィは、血液は乾燥しているため、服用した場合でも感染症に感染するリスクは低いと説明した(16日=中央社)
TFDAは10月11日、同製品に異物が混入しているとの報告を病院から受け、サノフィに調査を指示した。サノフィは、生産ラインの作業員の手の傷口の血液が、手袋の破損部分を通して付着した可能性があると説明した。同ロット番号の製品は9月に全て販売済みで、既に多くが服用された恐れがある。
サノフィを巡っては昨年にも、インフルエンザワクチンに異物混入が見つかり、使用中止の措置などが取られていた。
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