ニュース 政治 作成日:2019年12月17日_記事番号:T00087467
蘋果日報が毎週実施している台湾総統選の世論調査では、民進党の正副総統候補、蔡英文・頼清徳ペアが47.2%の支持率を集め、国民党の韓国瑜・張善政ペア(17.8%)に依然29.4ポイントの大差をつけている。17日付蘋果日報が伝えた。
一方、民進党は立法委員選でも選挙区で34.7%、比例代表で29.3%の支持を集め、国民党の21.7%、19.6%をリードしている。このまま推移すれば、民進党が総統ポストと立法院をいずれも掌握する可能性が高い。
韓氏は最近、「民進党がネガティブキャンペーンを行い、世論調査を操作している」などと主張し、世論調査を混乱させるため、支持者に「蔡氏支持」と答えるよう呼び掛ける奇策に出た。このため、蔡・頼ペアと韓・張ペアとの差は前週段階で35.6ポイントに拡大していた。今回の調査で両者の差が縮小したのは、韓氏の発言に伴う一時的現象が解消したためとみられる。いずれにせよ、蔡・頼ペアの圧倒的優位は揺るがない情勢だ。
今回の世論調査は、蘋果日報が台湾指標民調公司に委託し、9~15日にかけて実施した。
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