ニュース その他分野 作成日:2019年12月18日_記事番号:T00087489
台湾綜合研究院(台綜院)は17日、2020年の台湾域内総生産(GDP)成長率を2.63%と予測した。世界の経済情勢が改善する中、台湾Uターン投資などの効果を見込んでいる。19年の予測値は2.59%。18日付工商時報が報じた。
呉再益院長は20年の予測値について、▽米中貿易協議の第1段階合意を楽観▽台商(海外で事業展開する台湾系企業)による工場拡張──などを理由に挙げた。
台綜院創設者の劉泰英氏は、台湾株式市場の加権指数が1万2,000ポイントを超えるなど数字は良いものの、ハイテク産業にリソースが集中していると指摘。政府に対し、観光業強化による外貨獲得や、中小企業支援による就業機会創出、所得増加で市民に景気回復を実感させることを提言した。
一方、行政院主計総処は先月末、19年GDP成長率2.64%、20年2.72%と予測値を上方修正した。
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