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CSC受注増加、春節返上で生産へ


ニュース 鉄鋼・金属 作成日:2019年12月19日_記事番号:T00087499

CSC受注増加、春節返上で生産へ

 鉄鋼最大手の中国鋼鉄(CSC)は、来年第1四半期の受注増加を受け、春節(旧正月、2020年は1月25日)連休も全ての生産ラインを通常通り稼働する。19日付工商時報が報じた。

 CSC傘下の中鴻鋼鉄は、熱延などの一部生産ラインを3日間メンテナンスで停止する以外は、通常通り稼働する。彰化県にある鋼管工場は、米国石油協会(API)規格鋼管の需要減少を受け、春節連休1週間は稼働しないが、在庫は十分ある。

 燁輝企業(YP)も、一部ラインを1日メンテナンスで停止する以外は、通常通り稼働する。

 鉄鋼市場では、米国の熱延価格が3回連続の値上げで、累計で1トン当たり110米ドル上昇した。中国の宝武鋼鉄や鞍鋼集団、日本や韓国の主要メーカーの値上げ情報も相次ぎ、市場全体の需要が高まっている。川下メーカーの追加発注も旺盛だ。