ニュース 医薬 作成日:2019年12月19日_記事番号:T00087503
衛生福利部(衛福部)は18日、バイオテクノロジーの三顧(メタテック)が申請した、膝関節軟骨欠損を治療するための自家培養軟骨細胞移植術を台湾域内で受けられることを可能にする計画を承認した。がん以外の細胞治療プロジェクトが承認されるのは域内初のケースだ。19日付自由時報が報じた。
メタテックによると、これまで膝関節欠損の治療はヒアルロン酸の注射か人工関節への置換を行うか、日本で軟骨細胞の移植手術を約400万円を払って受けるしかなかった。そこで同社は、日本のバイオベンチャー、セルシード(本社・東京都江東区、橋本せつ子社長)から技術移転を受け、台湾で軟骨細胞の移植手術を受けられるようにする計画だ。
メタテックは今年1月、義大医院(高雄市)と提携し、細胞治療による膝関節欠損治療に参入すると発表していた。先週、台北医学大学附設医院(北医)とも同様の提携を結んだ。今後も大型病院7院と提携を結ぶ予定だ。
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