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TAITRA、台米商務交流センターを設置


ニュース その他分野 作成日:2019年12月19日_記事番号:T00087512

TAITRA、台米商務交流センターを設置

 中華民国対外貿易発展協会(外貿協会、TAITRA)は18日、「台米商務交流センター」を設立した。米国側機関との連携で、台米企業の緊密な交流を促すためのチャネルとして役割を担う。19日付工商時報が報じた。

/date/2019/12/19/16usa_2.jpg台米商務交流センターの設立式典にはAITのクリステンセン台北事務所長(右2)も出席。米台の関係拡大の一環だ(18日=中央社)

 TAITRAの黄志芳董事長は、米中貿易戦争の影響で世界的なサプライチェーンの再構築が進む中、台湾にとって米国は重要な市場となっており、双方の関係を全方位的なパートナー関係にアップグレードさせる必要があると語った。

 また多くの中小企業が米国市場への参入意欲を持っているが、従来は販路、マーケティングが欠けていたと指摘。今後は米国在台協会(AIT)や台北市米国商会、アメリカ州政府協会(ASOA)といった駐台機関、米台間の通商関係促進に取り組む非営利団体(NPO)、米台商業協会(米台ビジネスカウンシル)と協力して、セミナーや投資説明会を開催する方針だ。

 この他、TAITRAは米国西部と東部に台湾製品の展示販売施設を開設する計画で、来年夏にはラスベガスに1号店をオープンさせる予定だ。