ニュース 鉄鋼・金属 作成日:2019年12月20日_記事番号:T00087528
鉄鋼最大手、中国鋼鉄(CSC)が19日発表した11月税引き前損益は、マイナス2億9,300万台湾元(約10億6,100万円)で、2016年1月以来の赤字となった。国際鉄鋼価格の下落の影響で顧客の調達が先送りになっていたことや、平均3.03%引き下げた来年第1四半期の台湾域内向けオファー価格を第4四半期に前倒し適用したことが要因だ。20日付工商時報などが報じた。
11月連結売上高は276億5,300万元で、前月比0.1%減、前年同月比19.9%減だった。1~11月は3,371億3,600万元で、前年同期比8%減だった。
11月の鉄鋼製品の販売量は83万トン余りで、前月比約4,000トン減少した。1~11月は940万トン余りで、前年同期比約96万トン減少した。
市場関係者は、国際鉄鋼価格が反発に転じたことや、春節(旧正月、20年は1月25日)連休開けの需要高まりを受け、同社が2月下旬に発表する第2四半期オファー価格は引き上げとなり、業績も谷底を脱するとみている。
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