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トヨタ「C-HR」新モデル、年間販売6千台目標


ニュース 自動車・二輪車 作成日:2019年12月20日_記事番号:T00087530

トヨタ「C-HR」新モデル、年間販売6千台目標

 トヨタ自動車の台湾総代理、和泰汽車は19日、安全性能をアップグレードした輸入クロスオーバースポーツ用多目的車(SUV)「CH-R」の新モデルを発売した。価格は89万5,000~196万9,000台湾元(約324万~713万円)。来年の年間販売数目標は6,000台と、前年比25%増を目指す。20日付工商時報が報じた。

/date/2019/12/20/03toyota_2.jpg「C-HR」新モデルは、予防安全パッケージ「トヨタセーフティセンス(TSS)」や、衝突被害を軽減する「パーキングサポートブレーキ(PKSB)」などを搭載した(和泰汽車リリースより)

 C-HRは現在、輸入クロスオーバーSUV市場(高級車を除く)でシェア首位の32%を占める人気車種だ。今年の月間販売台数は平均419台と、2017年の266台から大幅に成長した。

 17年の初代C-HRの台湾発売以降、台湾本田(ホンダ台湾)の「HR-V」や裕隆日産汽車の「キックス」などの台湾生産クロスオーバーSUVの投入もあり、同市場は急速に成長した。今年1~11月の高級車を除くクロスオーバーSUVの販売台数は3万7,800台で自動車市場全体の10%以上を占めており、16年通年の1万1,700台から3倍以上に増加している。

 和泰汽車の劉伝宏本部長は、SUV全体の自動車市場でのシェアが25%以上を占める中、車体が比較的小さく、デザイン性のあるクロスオーバーSUVの人気が高まっており、SUV市場で主流になっていくと指摘した。