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這一鍋集団、来年12店を新規出店


ニュース 商業・サービス 作成日:2019年12月20日_記事番号:T00087535

這一鍋集団、来年12店を新規出店

 火鍋チェーン「這一鍋皇室秘蔵鍋物(トップ・ワン・ポット)」などを展開する這一鍋餐飲集団は来年、台湾全土で傘下チェーンの計12店の新規出店を計画している。内訳は▽這一鍋、2店(現在12店)▽焼肉同話、2店(6店)▽這一小鍋(オリシック・ホット・ポット)、8店(9店)──。20日付工商時報が報じた。

 また、日本と韓国でフランチャイズによる店舗展開を目指す。海外進出で課題だった原材料の輸出問題が解決した。東北アジアでは気候的に、サンショウと唐辛子の辛いスープが特徴の「麻辣(マーラー)鍋」が受け入れられると見込む。

 同社は今年「鴛鴦鍋物」(2種類の味が楽しめる鍋)セットや、3種類の年菜(年越し料理)セットを小売市場向けに発売。台湾グルメの煮物「滷味」や水餃子(ギョーザ)などの冷凍食品もインターネット通信販売サイトなどを通じて発売するなど、事業多角化を進めている。来年の目標売上高は前年比約17%増の13億5,000万台湾元(約49億円)で、今後3年以内に新規株式公開(IPO)も目指す。