ニュース 商業・サービス 作成日:2019年12月23日_記事番号:T00087547
22日付経済日報によると、11月の中国から台湾への個人旅行者数は、1日平均わずか100人に減少した。過去10年で最も少ない水準だ。中国政府による8月以降の訪台旅行制限措置で、中国人の訪台旅行者数は減少を続けている。
経済日報によると、11月の中国からの個人旅行者と団体旅行者の合計は延べ約3万6,000人、1日平均1,200人と、制限措置前の7月時点の9分の1未満に減少した。最も多い日でも1,800人で、最も少ない日は約720人だった。
訪台中国人旅行者は、来年1月11日の総統選挙が近づくにつれ、さらに減少しそうだ。12月は多い日で1日当たり1,300人、少ない日は650人に減少すると予測される。12月の個人旅行者は、前月から横ばいの1日当たり約100人となり、来年1月末には取得済みの渡航許可の期限が切れるため、ゼロとなる見通しだ。
旅行業者は、来年5月20日の総統就任演説までこうした状況が続き、例年の繁忙期である、中国の春節(旧正月、2020年は1月25日)や労働節(メーデー、5月1日)の連休の商機が見込めないと懸念を示した。
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