ニュース 運輸 作成日:2019年12月23日_記事番号:T00087548
台北市政府交通局の陳学台局長はこのほど、自動運転バスの試験運行を来年第2四半期から、深夜時間帯(当初は午前0~2時)に信義路の中山南路の景福門から基隆路までの区間のバス専用レーンで行う計画について、経済部で審査を行っていると明かした。同市で初めて一般道路を封鎖せずに行う試験運行となる見通しだ。最初の数カ月間は客を乗せずに走行し、その後、市民に試乗を開放する予定だ。22日付聯合報が報じた。
陳局長は今回の試験運行について、バス専用レーンで実施するため車線変更は不要で、深夜時間帯は通行車両が比較的少なく、通行人への影響も小さいと説明した。
自動運転バスの走行速度は時速約30キロメートル。同市では2017年に、信義路のバス専用レーンを封鎖して試験運行を実施したことがあるが、今回は光学レーダーと人工知能(AI)画像認識機能などが追加され、自動で信号を判断できるようになっている。
なお、自動運転バスの試験運行では運転手1人が乗車する規定となっており、緊急事態やシステム障害が発生した場合には、マニュアル操作で対応する他、遠隔監視システムでの監視を行う。
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