ニュース その他分野 作成日:2019年12月23日_記事番号:T00087554
経済部統計処が20日発表した11月の輸出受注総額は445億3,000万米ドルで前年同月比6.6%減と、13カ月連続の前年割れだった。米中貿易戦争の打撃緩和などのため、スマートフォンやノートパソコン・タブレット端末の調達が早まっていたためだ。21日付経済日報などが報じた。
半導体など電子製品の輸出受注額は124億7,000万米ドルで前年同月比2.2%増と、2カ月連続でプラス成長だった。情報通信技術(ICT)製品は149億4,000万米ドルで、8.1%減だった。液晶パネルなど光学器材は18億6,000万米ドルで11%減だった。
機械は16億7,000万米ドルで前年同月比9.3%減と、減少幅が縮小した。うち中国・香港からは5.6%増と、15カ月ぶりのプラス成長に転じた。黄于玲統計処長は「工作機械の景気は底を打った」との見方を示した。
米国4%減、中国以上の減少幅
主要国・地域別では、中国・香港が104億1,000万米ドルで前年同月比1.2%減に改善した。米国は138億8,000万米ドルで4%減と、米国の減少幅が中国・香港を上回った。
その他は、▽欧州、95億8,000万米ドル(前年同月比13.5%減)▽東南アジア諸国連合(ASEAN)、37億3,000万米ドル(9.5%減)▽日本、23億4,000万米ドル(11.1%減)──と軒並み減少した。
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