ニュース 電子 作成日:2019年12月24日_記事番号:T00087570
ブルームバーグの報道を基に24日付蘋果日報が伝えたところによると、サムスン電子は今後10年間に、ファウンドリー事業で極端紫外線(EUV)プロセスに1,160億米ドルの投資を計画している。最大手の台湾積体電路製造(TSMC)を追い上げたい考えだが、群益証券投資顧問の蔡明彦董事長は、EUVプロセスの歩留まり率、生産能力でTSMCがリードを保っており、当面首位を維持するとの見方を示した。
▽アップル▽グーグル▽アマゾン・ドット・コム──など大手ハイテク企業は近年、製品の性能やサービスの向上を目的としてプロセッサーを自社開発する方針に転じている。ただ、こうした企業は、半導体設計の経験に乏しく、製造工場も持たないため、サムスンは大きな商機が見込めるとして巨額投資を決めたもようだ。
サムスンは、来年2月のEUVプロセスによる量産開始に向け、オランダのASMLから購入した関連設備10台の京畿道・華城(ファソン)市での設置を進めている。TSMCとサムスンは共に、来年の5ナノメートルEUVプロセスの量産を目指している。
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