ニュース 運輸 作成日:2019年12月24日_記事番号:T00087579
台北都市交通システム(MRT)環状線の第1期区間(西環段、大坪林~新北産業園区)は、落成検査に向けた第2回準備会合の日程が今週28日に決まったことで、年内開通は不可能となった。総統選挙と立法委員選挙が行われる来年1月11日まで、国民党所属の侯友宜新北市長に実績をアピールさせないよう、交通部が意図的に開通を遅らせているとの見方も浮上しているが、同部は23日強く否定した。24日付聯合報などが報じた。
テスト走行を繰り返す環状線の列車。観測が事実であれば、沿線住民にとって迷惑な話だ(23日=中央社)
23日は省道台9線の一部で、台東市から屏東県までを結ぶ通称「南迴公路」の改善路線全線、および台湾鉄路(台鉄)南迴線(南回り線)で電化工事が完了した屏東県の潮州~枋寮間の開通式典が行われ、与党民進党による選挙前の実績アピールと指摘する声が上がった。
28日の準備会合について王国材交通部政務次長(次官)は、指摘事項の改善状況を精査し、問題がなければ、なるべく早く落成検査の日程を決定すると表明した。
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