ニュース 政治 作成日:2019年12月24日_記事番号:T00087583
蘋果日報が実施した総統選挙の最新世論調査では、民進党の正副総統候補、蔡英文・頼清徳ペアが46.8%(前回調査比0.4ポイント下落)の支持を集め、国民党の韓国瑜・張善政ペアの14.4%(3.4ポイント下落)、親民党の宋楚瑜・余湘ペアの7.6%(1ポイント上昇)を大差でリードする展開が続いている。蔡氏と韓氏の差が32.4ポイントに開く一方、支持候補を明らかにしなかった人の割合がこれまでで最高の31.2%となった。24日付蘋果日報が伝えた。
支持候補を明らかにしなかった人が増えたのは、韓氏の呼び掛けに応じ、支持者が回答を拒んだためとみられる。2日に発表された世論調査結果で支持候補を明らかにしなかった人は23.4%だったが、今回調査との差(7.8ポイント)が全て韓氏支持層の動きによるものだと仮定すれば、蔡氏と韓氏の差は24.6ポイントとなる。
一方、立法委員選の比例代表議席について、投票政党を訪ねたところ、民進党は32.1%、国民党は20.4%で、民進党が過去9週間で最高となった。また、選挙区では民進党候補に投票するとの回答が36.1%、国民党候補に投票するとの回答が20.8%となり、民進党候補支持がこれまでで最高となる一方、国民党への支持は最低を更新した。選挙戦終盤に民進党は立法委員選でも優位を固めている状況だ。
今回の世論調査は20日から22日にかけ、20歳以上の市民を対象に電話で実施され、1,069人から有効回答を得た。
台湾のコンサルティングファーム初のISO27001(情報セキュリティ管理の国際資格)を取得しております。情報を扱うサービスだからこそ、お客様の大切な情報を高い情報管理手法に則りお預かりいたします。
ワイズコンサルティンググループ
威志企管顧問股份有限公司
Y's consulting.co.,ltd
中華民国台北市中正区襄陽路9号8F
TEL:+886-2-2381-9711
FAX:+886-2-2381-9722