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鴻海の従業員特別配当、1人当たり183万元


ニュース 電子 作成日:2019年12月25日_記事番号:T00087594

鴻海の従業員特別配当、1人当たり183万元

 EMS(電子機器受託生産サービス)世界最大手、鴻海精密工業が24日から従業員に支給を始めた前年度の特別配当は総額76億6,200万台湾元(約278億円)で、過去3番目に高い水準となった。従業員4,166人で計算すると、1人当たり平均183万元となる。25日付経済日報が報じた。

 今回は創業董事長だった郭台銘(テリー・ゴウ)氏が退任し、今年7月に劉揚偉氏が董事長に就任して以来、初めての従業員特別配当だ。鴻海は毎年末ごろに前年度の従業員特別配当を支給しており、定款には利益の5~7%と定めている。

 一方、ファウンドリー最大手、台湾積体電路製造(TSMC)は、昨年利益のうち471億4,000万元を従業員特別賞与と従業員特別配当とする。従業員4万3,000人で計算すると、1人当たり110万元と過去最高で、100万元台は3年連続となる。