長栄航空（エバー航空）は24日、人工知能（ＡＩ）を活用して顧客からの質問に24時間対応する自動応答システム（チャットボット）「ＥＶＡ」を導入したと発表した。25日付工商時報が報じた。
「ＥＶＡ」は▽航空券の予約▽飛行機の離着陸時間▽荷物の重量制限──などについてメッセージで質問すれば、回答や関連情報の掲載ページを表示する。約500種類の情報を提供可能だ。エバー航空の会員としてログインすれば、「ＥＶＡ」が回答できない場合も通常営業時間内であれば実際のオペレーターにつなぐことができる。
エバー航空は、カスタマーサービスの改善と効率向上が期待できると説明した。当初は同社の公式サイトやアプリで繁体字中国語のみに対応するが、効果と需要を確認しながら他のメッセージアプリや言語への対応も検討する。
