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11月マネーサプライ、預金残高が過去最高


ニュース 金融 作成日:2019年12月25日_記事番号:T00087606

11月マネーサプライ、預金残高が過去最高

 中央銀行(中銀)が24日発表した11月の通貨供給量(マネーサプライ)統計によると、全金融機関の預金総残高は45兆966億台湾元(約164兆円)で前月比2,158億元増だった。うち普通預金総残高が16兆7,518億元で1,382億元増、外貨預金総残高は6兆1,053億元で675億元増だった。いずれも過去最高を記録した。25日付経済日報が報じた。

 中銀関係者は、外貨預金総残高の増加について、春節(旧正月、2020年は1月25日)が近づき、企業が海外から送金しているためと説明した。台商(海外で事業展開する台湾系企業)による台湾Uターン投資の資金の可能性も指摘した。

 株式市場への投資待機資金の指標となるM1B(現金通貨と普通預金通貨)と市場への資金供給を表すM2(M1Bと定期預金など準通貨の合計)の前年同月比伸び率はそれぞれ7.46%、4.14%で、前月を上回った。