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住宅の予約物件と完成物件、景気好転で価格差縮小【表】


ニュース 建設 作成日:2019年12月27日_記事番号:T00087657

住宅の予約物件と完成物件、景気好転で価格差縮小【表】

 住宅専門誌『住展雑誌』が26日発表した11月の台湾北部の住宅価格統計によると、台北市の住宅の1坪当たり価格は、予約販売物件が86万9,000台湾元(約316万円)、新規完成物件が83万9,000元と、差が3万元(3.6%)まで縮まった。同市では通常、予約物件の方が高く、以前は価格差が10~15%に達していたが、不動産景気の好転によって大幅に縮小している。27日付工商時報が報じた。

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 現在、▽新北市▽桃園市▽基隆市──でも、予約物件の坪価格が新規物件を上回っている。特に新北市では、予約物件と新規物件の価格差が従来の1~3%から4.2%に拡大した。好調な景気を背景に、高価格の予約物件に投資・居住目的の資金が投入されたためと同誌は指摘した。

 一方、宜蘭、新竹では完成物件の方が予約物件よりも価格が高い。特に宜蘭では、完成物件が予約物件を13%上回っている。