ニュース 運輸 作成日:2019年12月27日_記事番号:T00087664
台湾東部の宜蘭県と花蓮県を結ぶ幹線道路、蘇花公路(省道台9線)では約9年間続いた改善(改良)工事が近く完了し、来年1月6日午後4時に全線開通する。長距離バス各社はこれに合わせ、台北・新北市と花蓮を結ぶ路線(北花線)の営業を開始する。長距離バスで台湾を一周することが可能となる。27日付聯合報などが報じた。
「回遊号」の車体には、白をベースに改善路線の8本のトンネルをデザイン。車内は皮革の座席、USB充電と無料Wi-Fi完備など、最高級の長距離バスをうたう(交通部リリースより)
営業を開始するのは▽台北市南港区~花蓮、台北汽車客運(台北バス・トランスポーテーション)と統聯汽車客運(Ubus)▽新北市板橋区~花蓮、首都客運(キャピタルバス・トランスポーテーション)──。所要時間は約3時間半で、運賃は320~352台湾元(約1,160~1,280円)。営業開始当初は最大5割引きのキャンペーンが実施され、台北汽車客運の171元が最安となる。統聯汽車客運はきのう26日、同路線の乗車券販売を開始。その他2社も31日正午より販売する予定だ。
北花線に投入される計85台のバスのうち11台については、交通部が長距離バスの乱雑なイメージを払拭(ふっしょく)しようと、台湾創意設計中心(台湾デザインセンター)などと共同で設計した。「回遊号」と名付けられ、26日に公開された。
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