ニュース 電子 作成日:2020年1月3日_記事番号:T00087677
30日付工商時報によると、アップルが2020年下半期に発売すると予想されるスマートフォン新機種、「iPhone12(仮称)」について、搭載プロセッサー「A14 Bionic」に加え、採用が見込まれるクアルコムの第5世代移動通信(5G)対応モデムチップ「スナップドラゴンX55」も台湾積体電路製造(TSMC)が受託生産を独占受注するとの観測が浮上している。
アップルは昨年インテルのスマホ向けモデムチップ事業を買収したが、知的財産訴訟で和解したクアルコムの「スナップドラゴンX55」をiPhone12全モデルに採用する方針とされる。同チップは現在、サブ6ギガヘルツ(GHz)帯とミリ波(mmWave)帯の両方に対応する唯一のモデムチップだ。
業界関係者によると、A14はTSMCの5ナノメートル製造プロセス、スナップドラゴンX55は7ナノプロセスを採用して生産される見通しで、うちA14は今年第2四半期末にTSMCの5ナノプロセス生産能力の3分の2を使用して量産を開始する予定とされる。
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