ニュース 電子 作成日:2020年1月3日_記事番号:T00087679
受動部品最大手の国巨(ヤゲオ)傘下で、相補性金属酸化膜半導体(CMOS)イメージセンサー(CIS)のパッケージング・テスティング(封止・検査)を手掛ける同欣電子工業は27日、同業の勝麗国際(キングパック・テクノロジー)を買収すると発表した。買収完了後、同欣はCIS封止・検査の後工程で世界市場シェア首位となる。28日付経済日報などが報じた。
同欣は、勝麗国際の株式1株に対し、同欣1.244株の比率で株式交換を行い、勝麗国際を100%子会社とする。基準日は6月30日の予定。買収にかかる費用は約108億9,000万台湾元(約394億円)。
CISは最近、スマートフォンのレンズ搭載数増加や、自動車への先進運転支援システム(ADAS)搭載などを受け、供給が逼迫(ひっぱく)している。同欣の呂紹萍総経理は、同社はスマホレンズ向けが中心で、中国や欧州の顧客をターゲットとしていると説明。勝麗国際は車載向けに注力しており、日本、米国の顧客が多く、強みを持つ分野や顧客層が重複しないと指摘した。
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