ニュース 電子 作成日:2020年1月3日_記事番号:T00087680
サプライチェーン関係者によると、受動部品最大手の国巨(ヤゲオ)は年明け、積層セラミックコンデンサー(MLCC)と厚膜チップ抵抗器のオファー価格を1割以上引き上げた。同社にとって、過去1年で最大の値上げだ。3日付経済日報が報じた。
観測に対しヤゲオは2日、価格は市場の需給を見て決定していると強調した上で、設備稼働率の引き上げにより、顧客の需要を満たすことに全力を尽くすと説明した。
MLCCは、第5世代移動通信(5G)対応のスマートフォンや基地局向けの使用量が増えており、スマホ向けの汎用(はんよう)製品「0201」「0402」は供給が逼迫(ひっぱく)している。ヤゲオは中国の受託メーカー向け価格を約1割引き上げたとされる。
また、厚膜チップ抵抗器は一時的に受注中止を通知し、小型製品の▽0603▽0805▽1206▽4D02▽4D03──は15%、▽0201▽0402──は10%値上げした。
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