ニュース 電子 作成日:2020年1月3日_記事番号:T00087681
サプライチェーン関係者によると、受動部品の低温同時焼成セラミックス(LTCC)は、中国のスマートフォン大手などからの第5世代移動通信(5G)対応高周波(RF)フロントエンド向けの需要増で供給が逼迫(ひっぱく)している。台湾最大手の璟徳電子工業(アドバンスト・セラミックX、ACX)、および華新科技(ウォルシン・テクノロジー)は今年、月産能力をそれぞれ3億個へと、現在の1億5,000万個から増強する予定だ。31日付経済日報が報じた。
華新科技は顧客に対し、フル稼働状態のため、出荷期間を8~10週間から12週間以上に延長すると通知したようだ。
奇力新電子(チリシン・エレクトロニクス)も今年、月産能力を2億個へと現在の1億個から増強する予定だ。
業界関係者によると、5G対応スマホのLTCC使用量は、4Gに比べ4割増加する。▽5G基地局▽Wi-Fi6▽ナローバンドモノのインターネット(NB-IoT)──向けでも需要が増加し、今年下半期には供給不足に陥る見通しだ。中国向けが世界のLTCC需要の75%を占めている。
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