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11月製造業景気信号、「後退傾向」に改善【図】


ニュース その他製造 作成日:2020年1月3日_記事番号:T00087685

11月製造業景気信号、「後退傾向」に改善【図】

 台湾経済研究院(台経院、TIER)が31日発表した2019年11月の製造業景気信号指数(速報値)は前月比0.94ポイント上昇の10.68ポイントで、「青(後退)」から「黄青(後退傾向)」へ1年ぶりに改善した。台経院は、半導体先進プロセスの需要増加、台商(海外で事業展開する台湾系企業)のUターン投資による台湾域内の生産能力増強などが主因と分析した。1日付工商時報が報じた。

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 製造業景気信号指数を構成する5項目は、▽経営環境(前月比0.51ポイント上昇)▽原材料投入(0.29ポイント上昇)▽需要(0.24ポイント上昇)──の3項目が上昇した。一方、コストは横ばい、販売価格は0.11ポイント下落した。

 業種別に見ると、電子部品業がエンドユーザーの在庫消化、主要メーカーのハイエンドプロセスの受注満杯、モノのインターネット(IoT)チップ出荷増加などにより、19年で初めての「緑(安定)」となった。