ニュース その他製造 作成日:2020年1月3日_記事番号:T00087687
中華経済研究院(中経院、CIER)が2日発表した2019年12月の製造業購買担当者景気指数(PMI)は前月比1.3ポイント上昇の56.2で、過去1年7カ月で最高だった。50を上回る「景気拡大局面」は3カ月連続となった。米中貿易交渉が第1段階の合意に至り、景気の先行きに対する企業の不安が和らいだためと分析した。3日付工商時報などが報じた。
PMIを構成する主要5項目はいずれも50以上となった。高い順に▽新規受注、61.5(前月比0.5ポイント上昇)▽生産高、59.9(0.5ポイント下落)▽雇用、55(0.6ポイント下落)▽サプライヤー納期、52.3(1.8ポイント上昇)──と続き、在庫は52.2ポイントと、5.3ポイントの上昇に転じた。
六大産業は、▽食品・紡織、61.4(前月比0.3ポイント下落)▽電子・光学、56.6(2.7ポイント上昇)▽交通設備、54.4(7.4ポイント上昇)▽化学・バイオ医療、51.5(0.9ポイント下落)▽基礎原材料、51.3(1.5ポイント上昇)──が50を上回った。一方、電力・機械設備は49.5(1.8ポイント上昇)で50より低かった。
12月の非製造業総合指数(NMI)は54.1で前月比0.9ポイント下落した。50を上回る「景気拡大局面」は10カ月連続となった。
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