ニュース 電子 作成日:2020年1月6日_記事番号:T00087705
スマートフォン用光学レンズ世界最大手、大立光電(ラーガン・プレシジョン)が5日発表した2019年連結売上高は前年比21.6%増の607億4,500万台湾元(約2,180億円)で、初めて600億元を突破した。上半期は華為技術(ファーウェイ・テクノロジーズ)の携帯電話、下半期はアップルのiPhone11シリーズへの製品供給が貢献した。6日付経済日報などが報じた。
ファーウェイは今年3月にプラスチックレンズ8枚(8P)採用の新機種「P40 Pro」の発売を予定しており、8Pを供給できるのはラーガンのみだ。また、アップルが下半期に発売するとされる第5世代移動通信(5G)対応のiPhone新モデルは、最高級機種がレンズ7枚(7P)となる。これも供給対応が可能なのはラーガンのみで、粗利益率はiPhone11向け製品を4割上回ると期待している。
同社の昨年12月連結売上高は50億9,900万元で、前月比23.3%減、前年同月比58%増だった。製品別売上高の構成比は、2,000万画素以上のレンズが20~30%で、1,000万画素以上のレンズは40~50%だった。
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