ニュース 電子 作成日:2020年1月6日_記事番号:T00087707
ブルームバーグの報道によると、広達電脳(クアンタ・コンピューター)傘下のストレージメーカー、広明光電(クアンタ・ストレージ、QSI)らが、光ディスクドライブの価格協定(カルテル)による反トラスト法(独占禁止法)違反の疑いで2013年にHPに提訴されていた裁判で、米ヒューストンの連邦地方裁判所は現地時間3日、HPへの賠償額を5億2,800万米ドルに修正し、QSIに対しこのうち4億3,900万米ドルを支払うよう命じた。6日付経済日報などが報じた。
昨年10月の陪審評決では、賠償金1億7,600万米ドルの支払いが命じられていた。連邦地方裁判所は、QSI以外の企業はHPと和解して賠償金8,900万米ドルを支払っており、QSIは残り4億3,900万米ドルを支払わなければならないと判断した。反トラスト法には3倍額損害賠償制度が定められており、損失補償であり懲罰的損害賠償ではないと指摘した。
QSIは5日、HPとの間に直接の取引はなく、米国の裁判所は同社の製造・販売行為に管轄権を有していないとして、上訴を準備中と表明した。
これまでにソニー、パナソニックなどはHPとの和解を選んだが、QSIだけが訴訟を継続している。
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