通信大手の遠伝電信（ファーイーストーン・テレコム）と神脳国際（セナオ・インターナショナル）は、12日に発売となる家庭用据置型ゲーム機「Ｗｉｉ（ウィー）」を、代理販売権を持つ博優と展碁国際（ウェブリンク・インターナショナル）から１万台購入し、携帯電話の新規契約者および高額基本料金プランの契約者に対し、定価の半額以下で提供する。11日付工商時報が報じた。
Ｗｉｉの定価はゲームソフト「Wii sports」中国語版とセットで8,500台湾元（約３万円）だが、遠伝では携帯電話番号の新規契約者（番号ポータビリティ制度による遠伝との新規契約も含む）および月額基本料990元の「哈拉頭家990方案」プラン契約者に対し２年間の契約を結べば、2,800元の優待価格でＷｉｉを販売する。販売場所は、同社の携帯電話ショップのほか、全虹通信および子会社の数位聯合電信（シードネット）を含む約800店。
神脳では、全土185のショップで夏休み期間中、３Ｇ（第３世代）携帯電話の新規契約者および月額基本料983元以上のユーザーに、2,900元でＷｉｉを提供する。神脳も番号ポータビリティ制度による新規契約を含み、２年契約が条件だ。
