ニュース 電子 作成日:2020年1月7日_記事番号:T00087732
国家通訊伝播委員会(NCC)が実施している第5世代移動通信(5G)向けの周波数帯入札は6日、19日目を迎え、入札総額が1,004億9,500万台湾元(約3,600億円)と、1,000億元の大台を突破した。7日付工商時報などが報じた。
業界関係者は、一部通信キャリアが取得予定の周波数帯を一部断念しない場合、入札金額はさらに上昇が見込まれるとし、当面は第4世代移動通信(4G)の周波数帯入札時の落札額記録1,186億5,000万元を上回るかどうかが注目点となる。
このうち、主流となる3.5ギガヘルツ(GHz)帯で五大通信キャリアは現在、入札対象の27ブロック(1ブロックは10メガヘルツ=MHz)に対し、32ブロック分の周波数帯取得を希望しており、せり上げ方式での入札が続いている。
5Gで入札総額が1,000億元を超えたのは、イタリア、ドイツに続く3例目で、現在は世界で3位の高値水準だ。ただ、人口や5Gの免許期限を考慮し、3.5GHz帯1ブロックの入札金額で比較すると、台湾は既に世界一の高値水準となっている。
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