ニュース 建設 作成日:2020年1月7日_記事番号:T00087736
桃園市で初めて国際会議・展示会場機能を持つ桃園会展センターの建設に向けて、工事を請け負う根基営造(ケッジ・コンストラクション、台北市)が6日、経済部・桃園市政府とターンキー契約を結んだ。7日付工商時報が報じた。
桃園会展センターの完成予想図。桃園市は台北南港展覧館や台北世界貿易センターとの相互補完効果も見込んでいる(同市政府リリースより)
桃園会展センターは桃園機場捷運(桃園空港MRT=都市交通システム)桃園体育園区駅(中壢区)そばの2.87ヘクタールの敷地に建設される。中国・魏晋南北朝時代の文学者、陶淵明の「桃花源記」がデザインコンセプトで、地上4階、地下2階建ての総床面積2万3,000坪。2023年の完成予定だ。国際会議センターは2,000人を収納でき、展示会場は600の展示場所を提供できる。
桃園体育園区駅の周辺には、今年からプロ野球・楽天桃猿(楽天モンキーズ)が本拠地とする桃園国際棒球場があり、アジアシリコン創新研究開発(R&D)センターが今年下半期に着工予定、観光ホテルが誘致段階だ。桃園会展センターと合わせて、今後桃園市の新たなビジネスセンターとしての発展が期待されている。
根基営造は先日、約37億台湾元(約134億円)で、桃園会展センターのターンキー工程を競争入札で落札していた。
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