ニュース 運輸 作成日:2020年1月7日_記事番号:T00087744
台湾東部の宜蘭県と花蓮県を結ぶ幹線道路、蘇花公路(省道台9線)改善(改良)工事が完了し、6日午後4時に全線開通した。これにより自動車による宜蘭県蘇澳~花蓮県崇徳の所要時間が従来の2時間半から1時間半に60分短縮された。7日付自由時報が報じた。
蘇花公路改善の新規開通区間。花蓮まで山や海を眺めながらのバス旅が楽しめる(交通部公路総局リリースより)
蘇花公路の改善計画は、2011年3月の着工後、約9年の年月と550億台湾元(約1,990億円)を超える経費を投じて進められた。
開通と同時に長距離バス運行会社、▽台北汽車客運(台北バス・トランスポーテーション)、統聯汽車客運(Ubus)、首都客運(キャピタルバス・トランスポーテーション)が台北・新北市と花蓮を結ぶ路線(北花線)の営業を開始。首都客運の北行き路線第1便で運転手を務めた男性は、利便性が高まる他、交通に新たな選択肢が加わり、帰省シーズンなどに台湾鉄路(台鉄)の切符が手に入らない問題の緩和につながると期待感を示した。
初日に早速、車で走行した市民は「これで落石事故を心配せずに済む」と喜んだ。
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