台湾区工具機零組件工業同業公会（ＴＭＢＡ）と台湾機械工業同業公会（ＴＡＭＩ）が７日発表した統計によると、工作機械の2019年輸出額は30億6,400万米ドルで前年比16.2％減少した。世界金融危機の影響を受けた09年以降で最大の減少幅だ。ＴＡＭＩの黄建中秘書は、遅くとも今年下半期には景気が回復し、通年の輸出額は前年比10％増加すると予測した。８日付工商時報などが報じた。
中国向け19年輸出額は、前年比21.9％減少した。一方、▽ベトナム、13.3％増▽ロシア、10.4％増▽日本、9.3％増──は増加した。
19年12月の輸出額は２億5,300万米ドルで前月比2.3％増、前年同月比22.3％減だった。
