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総統選大詰め、与野党が最後の大集会開催へ


ニュース 政治 作成日:2020年1月9日_記事番号:T00087796

総統選大詰め、与野党が最後の大集会開催へ

 総統・立法委員選挙は大詰めを迎え、与野二大政党が台北市をはじめ各地で大規模集会を開催して最後の訴えに力を入れる。

/date/2020/01/09/17election_2.jpg蔡候補の高雄市選対は、最後の大集会で20万人を動員すると気勢を上げた(8日=中央社)

 民進党の蔡英文候補は9日に基隆市と宜蘭市で、投票日前日の10日は高雄市の選挙対策本部前と、台北市の総統府前の凱達格蘭(ケタガラン)大道で大型集会を実施して支持層に1人でも多く投票に行くよう呼び掛ける。

 国民党の韓国瑜候補は9日に台北市の凱達格蘭大道、10日に高雄市の統一夢時代購物中心(ドリームモール)前で大規模集会を開いて選挙戦を締めくくる。

 9日付自由時報によると、注目の立法委員選の議席動向について民進党の羅文嘉秘書長は、40議席は確保したが、全土15選挙区で綱引き状態で、この勝敗が過半数を取れるか否かを左右し、若者が帰省して投票に行ってくれるかが鍵との見方を示した。また、林飛帆同党副秘書長は、比例代表の当選見通しを12人に下方修正したことを明らかにした。立法院の定数は113議席。

 一方、国民党の程美華・文化伝播委員会主任委員は、選挙区44議席、比例15議席の59議席を確保して過半数を上回るとの見通しを示した。