経済部主導の投資台湾事務所（インベスト台湾）は９日、台商（海外で事業展開する台湾系企業）のＵターン投資促進プラン「歓迎台商回台投資行動方案」で、光学レンズ大手の今国光学工業（キンコ・オプティカル）と、自動車用発光ダイオード（ＬＥＤ）照明メーカーの麗清科技（ラスター・テック）による計14億台湾元（約51億円）以上の投資申請を承認した。10日付工商時報などが報じた。
キンコは、台中市梧棲区の工場拡張などに６億元以上を投じる。麗清科技の投資額は８億元で、桃園市の観音工業区にスマート工場を新設する。
また、台湾残留投資支援プラン「根留台湾企業加速投資行動方案」では、工作機械メーカーの恩徳科技（アンダーソン・インダストリアル）の４億元以上と、クレーン・エンジニアリングの啓徳機械起重工程の８億元、計12億元以上の投資申請を承認した。
