ニュース 電子 作成日:2020年1月13日_記事番号:T00087839
ファウンドリー最大手、台湾積体電路製造(TSMC)は、5ナノメートル製造プロセスで独占受注する、アップルが今年発売する見通しのスマートフォンiPhone12に搭載するA14プロセッサーを試験生産しており、歩留まり率が80%以上に達し、第2四半期に量産に入る準備ができたようだ。13日付経済日報などが報じた。
計画によると、アップル向けの5ナノで月産能力5万1,000枚、続いて華為技術(ファーウェイ・テクノロジーズ)傘下の海思半導体(ハイシリコン)やクアルコム、アドバンスト・マイクロ・デバイセズ(AMD)向けを予定し、月産能力8万枚に引き上げる。TSMCはノーコメントだ。
アップルが上半期に発売するとみられる低価格モデルiPhoneSE2に搭載するA13プロセッサーも、TSMCが7ナノで独占的に生産するようだ。
19年売上高、過去最高
TSMCが10日発表した2019年の連結売上高は前年比3.7%増の1兆700億台湾元(約3兆9,000億円)で過去最高だった。
昨年第4四半期の連結売上高は前期比8.3%増、前年同期比9.5%増の3,172億3,700万元で過去最高。昨年12月は前月比4.2%減、前年同月比15%増の1,033億1,300万元だった。
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